パデルコートが近くにない|遠くても始める?通える距離で判断

パデルをやってみたいのに、近所にコートが見つからない。

日本では、まだ珍しいことではありません。

2026年現在、日本パデル協会が案内しているパデル施設は全国25施設・50面です。テニスのように、どの地域でも近所にコートがある状況ではありません。

だからといって、最寄りコートが遠いだけでパデルを諦める必要もありません。

ただし、「一度体験するために行ける距離」と「毎週スクールへ通える距離」は別です。

最初は少し遠くても一度体験する。その後、本当に続けたくなったところで通う頻度まで含めて判断するのが、無理の少ない始め方です。

まず知っておきたい|近くにコートがないのは珍しくない

パデルには、周囲をガラスと金網で囲んだ専用コートが必要です。

普通のテニスコートをそのまま使うことはできません。

日本パデル協会によると、2026年現在の国内施設は全国25施設・50面です。

北海道、関東、中部、近畿、四国、九州などに施設がありますが、まだすべての都道府県に常設コートがあるわけではありません。

そのため「自宅から10分以内にない」「隣県まで行かないとできない」という人がいても不思議ではありません。

まずは、日本パデル協会のコート一覧などから本当に一番近い施設を確認します。

Googleマップだけでは、新しい施設や施設内に併設されたコートを見落とす可能性もあります。

初回体験だけなら、多少遠くても行ってみる意味はある

パデルをまだ一度もしたことがないなら、最初から「毎週通えるか」まで決めなくても構いません。

まず一度体験してみるという方法があります。

国内には、1回だけ参加できる初心者体験があります。

ラケットも施設で借りられるところがあるため、遠くの施設へ行く前に自分用のラケットを購入する必要もありません。

休日に少し遠くまで出かけ、

実際にラリーしてみる。

壁から戻るボールを体験してみる。

施設までの移動も含めて疲れ具合を見る。

そこまでやってから、「また行きたいか」を考えればよいでしょう。

一度行くのも大変なのか、意外と問題なく行けたのかは、地図上の距離だけでは分かりません。

「片道何分まで」と決めない方がいい

パデルコートへ通える距離について、全国共通の「○分以内」という基準はありません。

同じ片道時間でも条件が違うからです。

電車一本で駅から徒歩数分。

車で渋滞しやすく、さらに駐車場を探す。

仕事帰りに寄れる。

休日にわざわざ反対方向へ出かける。

この違いで負担は大きく変わります。

そのため、距離や所要時間だけではなく「自宅を出てからコートに着くまで」を実際に考えます。

車なら駐車場まで含めます。

電車なら駅からコートまでの徒歩時間や、レッスン終了後の帰りの交通も含めます。

「50kmだから遠い」ではなく、「この行程を何度繰り返せるか」で考える方が現実的です。

週1スクールなら実際の曜日と時間で考える

パデルスクールには、週1回を基本とするところがあります。

たとえば国内施設では、80分のレッスンを月4回行うスクールがあります。

この場合、体験日に一度だけ行けたからといって、そのまま入会してよいとは限りません。

確認したいのは、実際に通うクラスの時間です。

平日の夜なら、仕事を終えてから間に合うか。

土日の朝なら、毎週その時間に家を出られるか。

レッスン終了後に帰宅しても負担にならないか。

これを考えます。

できれば入会前の体験レッスンも、今後通う予定と近い曜日・時間帯で受けると判断しやすくなります。

日曜昼なら簡単に行けた施設でも、平日18時の道路や電車では事情が変わることがあるからです。

遠いスクールへ入る前に「往復まで含めた1回」を試す

通えるか迷っているなら、体験レッスンの日を単なるパデル体験ではなく、通学テストにします。

普段スクールへ行く想定の交通手段で行く。

実際にレッスンを受ける。

着替えて施設を出る。

そこから自宅まで帰る。

ここまで終えて判断します。

コートに着いた時点では、「意外と近かった」と感じても、運動した後に同じ距離を帰ると印象が変わることがあります。

反対に、電車一本で座って帰れるなら、地図上では遠くても負担を感じない人もいるでしょう。

「通える距離」は往路だけでは決まりません。

月1~2回なら、週1では遠すぎる場所も候補になる

パデルを必ずスクール形式で続ける必要はありません。

月に数回だけイベントや個人参加へ行く楽しみ方もあります。

施設によっては単発レッスン、練習会、初心者向けイベントなどがあります。

パデル大阪では、不定期のワンコインレッスンや練習会が行われています。

パデル鈴鹿にも一度だけ利用できる初心者体験があります。

つまり、

週1で通うには遠い。

でもパデル自体は好き。

という場合でも、すぐ諦める必要はありません。

「毎週通うスポーツ」から「月に何度か出かけて楽しむスポーツ」へ変えれば、通える範囲が広がります。

遠い屋外コートは雨天時の条件まで確認する

距離がある施設ほど確認したいのが、屋内か屋外かです。

屋外コートでは雨天でレッスンやレンタルコートが中止になる場合があります。

近所なら中止の連絡を受けても大きな問題になりません。

しかし、遠方から向かう場合、すでに移動を始めてから中止になると負担が大きくなります。

屋外施設を候補にするなら、

雨天時は誰が中止を判断するのか。

何時間前に分かるのか。

公式サイトや予約ページに掲載されるのか。

振替できるのか。

まで確認しておきます。

遠距離になればなるほど、屋内や屋根付き施設の「予定どおり行きやすい」という利点も大きくなります。

車なら駐車場まで含めて「近さ」を判断する

車で通う人は、ナビに表示される所要時間だけで決めない方がよいでしょう。

施設によって駐車条件が違います。

専用駐車場がある施設もあれば、近隣のコインパーキングを使う施設もあります。

たとえばパデル名古屋には提携駐車場がなく、近隣のコインパーキングを利用します。

コートまで40分でも、到着してから駐車場を探し、さらに歩く必要があるなら実際の負担は増えます。

逆に高速道路の出口から近く、駐車しやすい施設なら、距離があっても通いやすい場合があります。

「自宅からコートまで何km」ではなく、「駐車して受付に着くまで」で考えます。

電車なら最寄り駅からの距離と帰りを見る

電車で通う場合も同じです。

パデル名古屋は地下鉄上前津駅から徒歩約6分、パデル大阪は北巽駅から徒歩3分と案内されています。

このような施設なら、自宅からの直線距離が多少あっても、鉄道でアクセスしやすい人がいます。

特に夜のスクールなら、帰りの電車も確認してください。

レッスン終了時刻。

着替え時間。

駅までの徒歩。

乗り換え。

ここまで含めても無理がないかを見ます。

「行ける電車がある」ではなく、「毎週その電車で帰っても構わないか」が継続判断です。

交通費も月会費の一部として考える

遠方のスクールを検討するときは、月会費だけを比較しない方がよいでしょう。

週1で通えば、毎回交通費が発生します。

車なら高速道路、燃料、駐車場。

電車なら往復運賃。

これらも実質的にはパデルを続けるための費用です。

月会費が少し安い施設でも、遠方なら総額が高くなることがあります。

反対にレッスン料が多少高くても、仕事帰りに寄れる場所なら通いやすい場合があります。

スクールを比較するときは、

「レッスン代」

ではなく、

「そこへ通い続ける費用」

として考えます。

遠いなら最初からラケットを買わない

近くにコートがない人ほど、自分用ラケットの購入は急がない方がよいでしょう。

先に数万円の道具をそろえても、実際に通える施設が見つからなければ使う機会がありません。

日本パデル協会は、パデル施設には貸出用ラケットとボールが用意されていると案内しています。

まずレンタルで体験する。

次にもう一度行ってみる。

「この距離でも続けたい」と思えた段階でラケットを考える。

この順番なら、距離の問題で続かなかった場合にも大きな道具代を先に使わずに済みます。

近くにないなら「スクールに入るか、やめるか」の二択ではない

最寄りコートが遠いと、

毎週スクールへ通う。

それが無理ならパデルをやめる。

という二択になりがちです。

実際にはその間があります。

一度体験する。

月1回程度イベントへ行く。

友人と予定が合う日にレンタルコートを利用する。

旅行や外出と組み合わせてプレーする。

新しい施設ができるまで、ときどき参加する。

こうした続け方もあります。

パデルはまだ国内施設が限られているため、最初から全員が「近所のスクールへ週1回」という環境を作れるわけではありません。

今ある施設との距離に合わせて、頻度を変える方が現実的です。

新しいコートができる可能性もあるので最新一覧を見る

国内のパデル施設は増加途中です。

日本パデル協会も、現在の25施設・50面に加え、オープン予定の施設があると案内しています。

そのため、一度検索して近所になかったからといって、その状態がずっと続くとは限りません。

始めたい時点で、

日本パデル協会のコート一覧、

地域名+パデル、

近隣県+パデル、

まで確認します。

特に県境に住んでいる場合は、自県だけで探すより隣県の方が近いことがあります。

行政区分ではなく、実際の移動時間で候補を探してください。

通えるかは「距離」ではなく「頻度」で決める

最寄りのパデルコートが遠いとき、一律に「片道○分まで」と決める必要はありません。

一度体験するだけなら、休日に少し遠くまで行くこともできます。

月1~2回なら、それより遠くても趣味として成立する人がいます。

一方、週1スクールなら毎週同じ移動を繰り返すことになります。

そこで判断を変えます。

一度体験したいなら、まず行ってみる。

続けたくなったら、実際に通う曜日・時間で往復してみる。

毎週は厳しければ、月数回のイベントやレンタル利用へ変える。

それでも負担が大きければ、新しい施設ができるまで無理にスクールへ入らない。

パデルコートが近くにない場合の判断基準は、地図上の距離ではありません。

「この移動を、自分が考えている回数だけ繰り返せるか」。

そこまで考えると、遠くても始めるべきかを自分で決められます。

出典

日本パデル協会|公式サイト
日本パデル協会|コート一覧
Padel Asia|パデル名古屋
Padel Asia|スクール紹介
padeloneほしだ|パデルスクール案内
パデル鈴鹿|パデル体験
パデル大阪|レッスン&練習
茅ヶ崎PADEL CLUB|レンタルコート