パデルは基本的に2人対2人、合計4人で行うスポーツです。
ただし、「4人いないとパデルコートを予約できない」という意味ではありません。
施設によっては1人、2人、3人でもレンタルコートを利用できます。少人数専用の練習プランを用意している施設もあります。
一方、通常の試合形式で遊ぶなら4人必要です。
そのため、「何人いれば予約できるか」ではなく、「今いる人数で何をしたいのか」から利用方法を決めるのが分かりやすくなります。
4人必要なのは通常の試合であって、予約人数とは限らない
パデルの公式な基本ルールは2人対2人です。
通常のゲームをするなら、コートの片側に2人ずつ、合計4人必要になります。
しかし、これは競技ルールの話です。
レンタルコートを何人から予約できるかは施設側が決めています。
実際、パデル東京ミズマチではレンタルコートについて「何名で利用しても構いません」と案内しています。
つまり、2人しかいなくてもコートを借りることはできます。
「パデル=4人」だからといって、予約画面を開く前に諦める必要はありません。
まず利用したい施設の「レンタルコート」「利用規約」「よくある質問」を確認してください。
2人なら試合ではなく練習コートとして使える
2人でコートを借りても、正式な2対2のゲームはできません。
しかし、練習はできます。
ネットを挟んで普通にラリーする。
サーブとレシーブを交代しながら練習する。
ネット前でボレーを打つ。
後ろのガラス壁から返ってきたボールを打つ。
こうした練習なら2人でもできます。
特にパデルを始めたばかりなら、4人で試合を続けるより、2人で同じショットを何度も試した方が分かりやすいこともあります。
「4人いないから何もできない」ではなく、「2人ならゲームではなく練習の日にする」と考えればコートを使えます。
ただし2人利用では1人あたり料金が高くなることがある
人数が少ないときに確認したいのが料金です。
レンタルコートには、1人いくらではなく「1面1時間いくら」という料金設定があります。
この場合、2人でも4人でもコート代そのものは同じです。
たとえば1時間6,000円のコートなら、
4人なら1人1,500円。
3人なら1人2,000円。
2人なら1人3,000円。
となります。
このため「2人でも予約できるか」と「2人で借りると割高ではないか」は別に確認する必要があります。
練習目的ならそれでもよいのか、それとも個人参加イベントを使った方が安いのかを比べてみましょう。
3人なら1人が休みながら練習できる
3人の場合も、通常の2対2のゲームには1人足りません。
ただし練習方法はかなり増えます。
2人でラリーして1人が休む。
1人対2人で球出しやボレー練習をする。
順番に交代しながら壁打ちを練習する。
といった使い方ができます。
施設によっては、そもそも少人数練習を前提としたプランがあります。
千葉の「晴れのち晴れ」では、人数が集まらない人向けに最大3人まで利用できる自主トレプランを設定しています。
通常のコート料金ではなく1人単位の料金なので、少人数で練習したい人には使いやすい仕組みです。
近くの施設にも同様の「自主トレ」「少人数利用」「コート開放」がないか探してみましょう。
1人ならレンタルコートより体験やスクールを先に探す
一人しかいない場合も、パデルを始めるために残り3人を探す必要はありません。
ただ、未経験者が一人で1面を借りても、何を練習すればよいのか分かりにくくなります。
初めてなら、初心者向け体験やスクールを選ぶ方が入りやすいでしょう。
体験やスクールは1人単位で申し込み、施設側が参加者を集めます。
ラケットの持ち方、サーブ、基本的な返球、壁の使い方などを教えてもらえるため、知り合いを3人用意する必要はありません。
パデルワンほしだも、未経験者にはレッスン付きイベントへの参加を案内しています。
「一人だからレンタルコートを予約する」のではなく、「一人だから一人募集のプログラムを探す」という切り替えが重要です。
ゲームができるようになったら「個パデル」が使える
基本的なルールやゲームの進め方を覚えた後なら、個人参加型の「個パデル」が便利です。
自分一人で申し込み、その日に集まった参加者で練習やゲームをします。
自分で、
「あと3人いない?」
「この日空いている?」
と友人へ連絡する必要がありません。
パデル大阪でも個人参加型の個パデルを実施しています。
ただし、個パデルの対象レベルはイベントごとに違います。
未経験者向けもあれば、「試合ができる人」「ルールが分かる人」を対象にしたものもあります。
初めて参加する場合は、「一人参加可」だけでなく「未経験者可」まで確認してください。
一人でコートを使える施設もある
「一人でコートを借りて球出しや壁の練習をしたい」という人もいるでしょう。
これも施設次第では可能です。
たとえばパデル大阪には、空いているコートを1人から利用できるコート開放があります。
30分単位の1人料金で、自主練習や親子利用などを想定しています。
ただし、このような制度は全施設共通ではありません。
事前予約できない、当日の空きコートだけ、利用時間が限定されるといった条件が付くことがあります。
通常のレンタルコートに加えて、
「コート開放」
「自主トレ」
「個人利用」
というページがないか確認すると見つけやすくなります。
施設に相手探しを相談できる場合もある
一人ではいるものの、「練習ではなく誰かとゲームをしたい」という場合があります。
施設によってはプレーヤー探しを手伝ってくれるところがあります。
PADEL DOJOでは、一人で来た利用者から事前に連絡があれば、コミュニティ内で一緒にプレーする人を探すサポートをしています。
ただし、必ず3人見つけてもらえるわけではありません。
時間、レベル、ほかの利用者の参加状況によっては成立しないためです。
確実にその日にゲームをしたいなら、最初から開催が予定されている個パデルやイベントへ申し込む方が分かりやすいでしょう。
3人しかいないから施設に1人足してもらえる、とは考えない
自分たちが3人なら、
「施設スタッフが1人入ってくれるのでは」
と思うかもしれません。
しかし、これも標準サービスではありません。
スタッフがゲームへ参加する施設やイベントはありますが、通常のレンタルコートを3人で予約しただけで必ず1人補充してもらえるとは限りません。
3人で試合形式をしたい場合は、
施設にマッチングサービスがあるか。
個人参加者を募集できるか。
イベントへ3人で申し込めるか。
を事前に確認してください。
「3人+施設スタッフ1人」を前提にコートを予約しない方が確実です。
4人集まっていても初心者だけなら体験レッスンという選択もある
反対に、4人そろったから必ずレンタルコートを選ぶ必要もありません。
4人全員がパデル未経験なら、1面だけ借りても、ルールや立ち位置が分からないまま時間が過ぎる可能性があります。
施設によっては、レンタルコートに初心者向けのレクチャーやグループレッスンを追加できます。
パデル東京ミズマチでは、コーチがいる場合に初心者向けの短い無料レクチャーや、コート代に追加して利用するグループレッスンを用意しています。
つまり判断するのは人数だけではありません。
4人いて、経験者もいるならレンタルコート。
4人いても全員初めてなら体験やレッスン。
という選び分けもできます。
「2人でも予約可」は施設ごとに確認する
今回の調査では、人数を問わずレンタルできる施設や、1~3人向けプランを確認できました。
しかし、これを全国すべてのパデル施設の共通ルールにはできません。
予約システム、料金体系、少人数利用の扱いは施設によって違います。
予約前には、
「4人未満でもレンタルコートを予約できるか」
「料金は1面単位か1人単位か」
「少人数向けプランはあるか」
「一人参加イベントはあるか」
を確認してください。
公式サイトで分からなければ、「2人で練習目的なのですがコートを予約できますか」と施設へ聞けば判断できます。
人数が足りないときは、こう分ければ迷わない
4人集まらないときは、人数だけで諦める必要はありません。
2~3人いて、自分たちだけで練習したいなら、少人数でも予約できるレンタルコートや自主トレプランを探す。
一人で、まだパデル未経験なら体験レッスンや初心者スクールへ申し込む。
一人でもゲームができるレベルなら個パデルを探す。
3人いて4人でゲームをしたいなら、マッチングや個人参加を利用できないか施設へ確認する。
このように目的で入口を変えます。
「4人いない=予約できない」ではありません。
正確には、通常のパデルゲームには4人必要ですが、コートを使ったりパデルを始めたりする方法は4人以外にもあります。
4人そろう日を待つより、今いる人数で使えるプランを探す方が、最初の一歩は早くなります。
出典
日本パデル協会|ルール
Padel Asia|パデル東京ミズマチ
晴れのち晴れ|自主トレプラン
パデル大阪|ワンコインコート開放
パデル大阪|個パデル
PADEL DOJO|よくある質問
padeloneほしだ|FAQ
